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みんなが楽しい森、畑、池のある古民家活用について聞いてください。
上田貴司 53才 奈良県桜井市出身です
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≪25歳≫ 自然農に興味を持ち実家の畑で実践
≪29歳≫ 妻と結婚したことで、八尾で自然農をはじめました
≪50歳≫ 妻が実家の古民家、畑、山を継ぐことになり、草刈りと古民家の掃除を始めました
≪現在≫ 毎週、草刈りとかたずけしており、しんどいなぁという思いが、湧いてきて、「楽しい場所」として活用できるように活動を始めました。
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八尾の農地地域計画アンケートによると、80%の方が後継者なし、 または未回答90%以上の方が今後の営農に積極的でないと回答されています。 農地を継ぐこと、営農の難しさが課題となっております。
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八尾の古民家についても、平成8年110件あった古民家が20年で半減しています。 一方、恩地の茶吉案さんのように古民家を活用した空間が人気スポットなっており、古民家好きの方は増えていると感じています。 また、八尾市では、八尾きらりという景観のいい古民家お登録する取り組みも始まっています。
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このようなデータから、古民家、農地、山地の維持管理と継承が社会問題となっています。 この課題を解決するためには、継続的な有効活用の仕組み作りが必要で、 実現するためには、多用途な利活用により、持続的な維持管理が実現することを目指しています。
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実現させたい未来は、古民家・農地・山地を整備し、みんなで楽しく活用され、地域と人にやさしい循環をもたらすことを目指しています。 この思いを共感するファンを増やすことで、社会的、経済的価値が生まれると期待しています。
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かやぶき古民家は、江戸後期に建てられており、玉緒神社の少し下にあります。伊能忠孝が宿泊したともきいており、歴史のある建物です。 近くの畑、森、池で活動する拠点として最適な立地です。
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古民家のお庭からは八尾の町が一望できます
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プランを考えてみました。
1つ目 オーガニック農産品をつくる
2つ目 古民家や畑をレンタルする
3つ目 体験イベントでの集客
4つ目 農産品、自然雑貨の販売
5つ目 池と畑の再生などの環境活動
この5つのプランで、都会に近い里山を体験する場所の提供行います。
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この5つの取り組みで年間120万円の収支を目指しています。
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古民家は屋根、トイレ、キッチンなどの改修が必要です。古民家は広いので、カフェ、ヨガ、木工、勉強部屋など 多用途でシェアして借りていただく予定です。お庭はバーベキューやドックランなどの活用を予定しています。 使ってみたいと思う方、募集していますので、よろしくおねがいします。
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自然農の畑は、10年以上農薬や化学肥料を使用していません。気持ちのいい理想の畑で、野菜や果物を作っています。 オーガニック農産品が、八尾で広まることを目標にしています。昨年、ライムギをそだてて、パン作りました。 種から作ると、食品が身近に感じられます。
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小作地だった畑が昨年帰ってきました。継がれることの無い農地・・・ここを2026年に自然農の貸農園として開園予定です。 土つくりから参加していただけるメンバー募集しています。
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古民家のとなりの小さな森は藪が茂っていましたが、今は、気持ちのいいお気に入りの場所になっています。 この小さな森にツリーハウス作って、マルシェや芸術祭の開催を計画しています。
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池については、掃除が長年できていません。今年、ニッポンバラタナゴ高安研究会の協力を得て、 どび流し(池の水を全部抜く)を行い、ニッポンバラタナゴのすめる生物多様性のある池ヘの再生にチャレンジします。 畑も、生き物豊かな場所への再生を目指し活動しています。 このような環境活動について、アイデア、技術、人、お金の協力を募集しています。ご協力いただいた方には道路に面した畑に
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看板設置を予定しています。
看板は地元の人にも活動を知ってもらえるいい機会と思っています。
あらためて、農地や古民家の維持ってすごく難しいと思っています。古民家を中心にみんなでたのしめる場所を作り、
永続的な農業で「人と自然が共に豊かになる」ことを夢みて活動をしていきますので、ご協力おねがいします。
今日は聞いていただきありがとうございました。